6月のある日、日本航空の上級会員であるJAL GLOBAL CLUB(JGC)に入会するため、沖縄でJALグループの飛行機にひたすら乗るという修行に行ってきました。
1日に何度も乗っては降りてを繰り返す旅程。実際始めるまでは結構大変かなと思っていましたが、飛行機から見える絶景に感動感動感動、いつまでも乗っていたくなるような素敵な離島修行になりました。
今回は3日間で19フライトです。
すでに今年JALとアメリカン航空に合わせて3回乗っていたので、これでトータル22回の搭乗になります。まだまだ先は長い。
回数修行の場合、1月1日〜12月31日までに50回搭乗(うちJALグループ便は25回以上)かつ15000FOP獲得でJMBサファイアというステータスを頂けます。
JMBサファイア会員期間中でかつJALカード(CLUB-A以上)を保有していれば、通常のJALカードではなくJGCカードというものに申し込むことができ、そちらに切り替えることによって、以後JALに乗らなくてもカードの年会費を払い続けている限り、JALの上級会員で居続けられるというシステム。ANAのSFCと同じです。
私の場合まだJGCのカウンターには近づけません。今のステータスはまさしく↑こんな感じ。電気が消えカウンターはクローズした状態です。
5月に突然決めたJGC修行でしたが、やるからには早く解脱したい!早くサクララウンジに入りたい!早く黄金に輝くJGCカードを手にしたい!と鼻息が荒くなりまして、そんなはやる気持ちを抑えつつ、ドキドキ・ワクワク初めての離島修行はスタートしました。
ANAの飛行機で沖縄入り。離島間の短距離便でJALの回数を稼ぎ、距離のある本州と那覇間はANAダイヤモンド修行の一環としてPP(となけなしのライフタイムマイル)を稼ぎます。
今回の修行は3日間。
沖縄に着いた日に4回、まるまる1日使って10回、そして帰る日に5回JALグループ便に乗るという旅程。
私が今回利用した路線は、那覇ー宮古、那覇ー石垣、宮古ー石垣、宮古ー多良間、石垣ー与那国という路線です。
1日10回搭乗した日の行程は、那覇ー宮古ー多良間ー宮古ー石垣ー与那国ー石垣ー宮古ー多良間ー宮古ー那覇で、最後の宮古ー那覇以外は全て同じ飛行機。ということで、遅延による乗り遅れは最後の便以外考えなくてよく、気持ち的には楽でした。
那覇でいつも乗り慣れている青い機体に別れを告げ、いざ本格的な赤組修行です。
この回数修行、一番思い出に残ったのは宮古ー多良間の往復のフライトで、このブログ記事もこのフライトを紹介したいと思います。
修行中計8回フライトがこの路線。値段も安定して安く、私が購入した「往復割引」は片道5600円。
所要時間は25分。実際に空中を飛んでいるのは15分くらいでしょうか。
しかし、この15分はかなり濃厚な15分になります。
地図を見ていただくとわかると思いますが、この宮古ー多良間のフライト中、小さな島をいくつも見ることが出来るのです。そしてこの1つ1つの島と周りの海が本当に綺麗で感動します!
では実際に乗ってみましょう♫
場所は宮古空港A2搭乗口。
ちょうど同じ15時40分発で、ANAは羽田行き(787)があるため、狭い待合室は大混雑。東京に帰る人達の表情は本当に明るくて、思いっきり遊んできたんだなぁとこちらまで嬉しくなってしまいます。
それでもこちらは修行中。浮かれてはいけません。気を引き締めていよいよ搭乗です。
多良間行きは工事関係者の方が多く乗っておられました。
こちらが琉球エアーコミューターの誇る最新機材。前回のブログでご紹介。修行中沢山お世話になりました。
宮古島をテイクオフ!!
↑最初に見えたのはこの記事の冒頭にも使った写真で、宮古島の西にあり、橋も繋がっている来間島。
その後しばらくすると、こちら↑は多良間の北にある、水納(みんな)島が見えます。農業と漁業を営む1世帯5人が住んでいるそうです。すっごい綺麗。
飛行機の窓から海の底が見えてしまう。抜群の透明度!!水納島凄すぎです。
↑そしてこちらが目的地の多良間島。まるでお好み焼きのような島と言うと怒られそうですが、おいしそうな島です。近年開発の進む石垣や宮古と違い、多良間には古き良き琉球が残っていると言われています。回数修行が終われば、いつか再訪しゆっくりと観光してみたいです!
宮古空港から25分で到着。多良間空港には写真を撮っていたらあっという間に着きます。
多良間空港には30分の滞在。小さいながらお土産屋さんあり、素敵なおじさまがやっているカフェがあり、楽しかったです。多良間島のTシャツも買っちゃいました。
ほどなくして宮古行きの便の搭乗手続きが始まります。
今乗ってきたばかりの飛行機にまた乗り、CAさんにも元気よくご挨拶♫
宮古空港に向けテイクオフ!
行きと帰りはフライトのルートも違うので景色も飽きることなく楽しめます。
多良間島を離れ宮古に近づくと↑かつてパイロットの訓練で使われていた下地島と下地島空港が。宮古島の周辺でシュノーケリングをするなら下地島が最適とある方に教えて頂きましたが、それも納得です。
↑こちらは下地島と伊良部島の北東に位置し、宮古島と池間大橋で繋がっている池間島です。この上空を通過。ずっと眺めていたい光景でした。
もうとにかく次から次へと抜群に綺麗な島々を見ることが出来ますので、必ず窓側に座りましょう。
宮古空港着陸直前の風景。小さくて綺麗な離島ばかり見ていると宮古島が都会に感じます。
短距離路線だからと侮るなかれ。宮古ー多良間往復便はとっても濃厚なフライトで、すごく楽しめます。自分の想像以上の絶景にとにかくシャッターを押しまくりです。
今回多良間便を紹介しましたが、JALの修行を沖縄の離島でするなら、このような感じで色々な島を眺めながらの楽しい修行も可能です。
ANAは那覇ー宮古、宮古ー石垣、那覇ー石垣しか沖縄の離島に就航していないですが、JALのグループ会社であるRAC(琉球エアーコミューター)を利用すればもっともっと沖縄の離島に飛ぶことが出来ます。
「修行ルートどうしようかな」と悩んでいる方、空から日本の南の島を楽しみたい方、とてもオススメの沖縄離島フライトをぜひご堪能あれ!
そして私自身もまだ50回までは程遠いので、梅雨明けした7月にもまた行ってきます(*´∀`*)
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